被災地から聴こえる 「仕事が無い」という声は切実です。

震災直後は30名余りの人々を自宅に受け入れて民間避難所となっていたKさんの家は、未だ生計の目途がたっていません。震災から家屋が残ったものの、殆どの漁具を失い、銀鮭漁等に使っていた残った船も諦める方向。港の
中心的役割を負っているご主人以外の家族は、それぞれにパートやアルバイトの仕事を見つけて働きに行っています。

「家の残った人達」に対しては、何故か仕事情報が届けられず、Kさんは仮設在住の知人に「出来る仕事の情報をまわして欲しい」と依頼をしている、と。

彼らの地域では充分な食糧も得られず、こちらから援助している食糧を本当に喜んでおり、届く度に感謝のメールが送られて来ます。Kさんは電話口にて「魚を買うなんて思いもしなかったし、冷凍庫に魚のストックがないなんて結婚して初めてです。当たり前だと思っていた事が当たり前ではなかったんだなと思いました」?と。

先日、野菜を届けてくれている現地の八百屋さんからは沢山のプチトマトが送られて来ました。震災当時の、津波直後のあの風景がまだ目に残っていますが、その被災地の畑で摂れた野菜だと思うと、涙がこみあげてきます。とても甘い美味しいトマトでした。お送り下さったM八百屋さん、有難うございました!

就学困難の為、援助をしている高校2年生のSさんも進路に悩みを抱えています。成績が良く学校からは進学を進められますが、本人は就職を考え中でペットショップを希望。800名参加予定の石巻市内の就職説明会には希望に沿った所が無く、茨城県まで範囲を広げ探し中です。

一方、辞書を寄贈した中学校からは、生徒達が辞書を使う様子の写真が送られて来ました。寄贈の国語辞典は、手に取れるように各学年のホームルームに常置することになったとの事です。

未来への希望が被災地に訪れるようこれからも応援したいと思います。

皆様のご支援、どうぞ宜しくお願い致します。