京都 慈善活動
2011.08.27
京都 社会福祉会館 ホール 慈善活動 2011年08月27日(土)
京都にて慈善活動を行ないました。未だに残暑が厳しい中、今年で6回目になる夏祭りを開催しました。8時過ぎからメンバーが集まり始め、今では準備もすっかり慣れて、調理、ゲーム、飾り付け、物品などのコーナーではそれぞれがテキパキと作業を進めていきました。今年も警備会社でアルバイトそしているホームレスの男性が自転車置き場の整備をしてくれて、とても助かりました。
「お帰りなさい」と声をかけながらホームレスの人たちを迎えましたが、途中からメンバーが拍手を始め、それにつられるように皆が拍手で歓迎しました。緊張気味の表情で入ってきた人たちは、ちょっと照れながら席につきました。
今年も食事は好評の冷やしうどんにしました。お代わりが出来ると分かると、あっという間に列が出来ました。持ち帰りたい人には、出しは別の袋に入れて渡してあげました。「美味しかった」とメンバーに声をかける人や、「毎年楽しみやねん」と喜んでいる人もいました。
故郷の物産展では、フィッシュカツや竹竹輪、各地のお菓子など、好きなものを二つずつ選んでもらいました。会員の方からは菓子の詰め合わせを100袋寄付いただきました。
昔の遊びでは、例年通りの輪投げ、ダーツ、風船釣り、射的を用意しました。特に今年は盛り上がっていて、皆ゲームに集中していました。メンバーは、「ここではみんな、何の心配もなくやれるのでいいですね」と。景品がなくなってきてもゲームに夢中になっている人たちは、本当に子どものような顔つきをしていました。ずっと、拍手で声をかけ続けていたメンバーや、風鈴を鳴らして盛り上げていたメンバーたちの優しさも、ホームレスの人の心を慰めていたように
感じました。
盆踊りでは、空き缶を売ったお金で浴衣を買った男性がいて、メンバーに着つけて貰いとても喜んでいました。甚平姿の男性もいました。盆踊りではメンバーも皆楽しんでいました。
今年の映画は「男はつらいよ」でマドンナは吉永小百合さんでした。短い映画でしたが途中で席を立つ人もほとんどなく、時々笑い声も聞こえて楽しんで観ていました。
帰っていくホームレスの人たちから、「全てよかった」、「有難う」、「来年もして下さい」、「楽しかった」、人情味あふれてよかった」、「物品を沢山いただき感謝しています」などの声が聞かれました。メンバーにとってはとても忙しい一日でしたが、終わってみるとホッとすると同時に、これで今年の夏も終わったのかと思いました。
皆様には、引き続きご協力を宜しくお願い致します。当日のお手伝いも大歓迎です。お待ちしております。