川崎 慈善活動
2018.03.31
川崎市多摩川河川敷 慈善活動 2018年03月31日(土)
ホームレスの人達が中心となって、カレーに入れる具材の下ごしらえを進めていきます。
3月31日(土)川崎市にて慈善活動を行ないました。
本当に春らしい柔らかな陽気の中での炊き出しとなりました。月末ということもあるのか新規参加者3名を含む92名とここ最近では一番多い参加となりました。メニューはカレーライス、福神漬け、八百屋さんご提供のレタスとトマトのサラダ、ホットコーヒー・麦茶でした。
荷物を積んで会場に着いた時には、すでに20名以上のホームレスの人達がお手伝いの為に集まっており、これも今までで最高の人数ではなかったかと思います。
今回初参加の58歳男性は胃潰瘍が悪化して仕事を辞め、1年が経過し少しずつ良くなってきており、完全に健康を取り戻したら働きたいと思っていると言っておりました。生活保護は受けようとしているそうです。
同じく初参加の64歳男性は不整脈と高血圧で仕事を辞め、24日目で現在治療中とのことでした。生活保護は受けていないとのことなので、市役所で相談するよう促しました。 この炊き出しに参加しているホームレスの人達に、チラシの目玉商品を手に入れる「並び」の仕事が、幾つかのルートであることを、いつも積極的にお手伝いに参加しているホームレスの人から聞きました。引換券に当たらないと報酬がもらえないところとか、並ぶだけで、引換券に当たらなくても報酬を出すところかです。
またそこで仕入れた品物を買い取るところがあるのですが、種類や数量に限定があるようで、何をどれだけ手に入れるかということに、手配師にそれなりのテクニックが必要だとも話しておりました。
いつもの群馬の企業様からの衣類の他、会員のSKさんからも大きなダンボール6箱分もの衣類のご提供を頂いたのでホームレスの人達には十二分に春物衣類提供することが出来、本当に良かったと思いました。
皆様のご支援ご協力を心よりお待ちしております。
地域貢献のために炊き出し会場周辺のゴミ拾いはかかしません。皆の意識も少しずつ変わりつつあります。
八百屋さんご提供のトマトは少し塩を振って、ゴミ拾いのあとに皆に提供されました。
八百屋さんご提供のトマトとレタスが調理メンバーによってサラダにされ、御馳走となりました。
穏やかな陽気の中、皆思い思いに具沢山の大盛りカレーライスを頬張り、束の間の安心に浸っています。
寒さ厳しい冬も終わりこれから着る春物衣類を選ぶのに皆真剣です。お陰様で十二分に配布できました。