川崎 慈善活動
2017.11.25
川崎市多摩川河川敷 慈善活動 2017年11月25日(土)
カレーのお代わりに並ぶ人達です。中には大盛りで3杯も食べる強者もいます。
11月25日(土)川崎市にて慈善活動を行いました。
久しぶりの晴天の中での炊き出しとなりました。気候が良かったせいか、いつもよりやや多めの新規参加者3名を含む89名の参加がありました。
メニューはカレーライス、福神漬け、八百屋さんご提供のバナナ、ホットコーヒー・ココア・麦茶でした。それとミョウガの漬物で毎年冬の季節だけ長野のTさんからお送り頂いており、今年もまた冬の到来を感じさせてくれました。おにぎりにしても大変美味しく皆が毎年愉しみにしております。
今回、川崎市役所生活保護・自立支援室の女性のWさんが炊き出しの視察に来ました。市役所の方が見えたのは近年にはないことでした。メンバーやホームレスの人達と積極的にお話しをされ、ホームレスの人達がこんなに積極的に動いていることが予想以上でびっくりされておりました。生活保護の相談もホームレスの人達何人かと出来、有意義でしたとの感想でした。配食の時にはカレーライスを一緒に召し上がってもらいました。
今回はまた、一般の人の参加もありました。男性のNさんでボランティアに興味があり、本会のホームページからアクセスされ、参加を希望されました。衣類の整頓、配布、片付けをお願いし最初は戸惑っておりましたが、いつもお手伝いをしてくれいているベテランのホームレスのおじさんたちから教えてもらいながら覚えていきました。
また男性会員のMさんも8年ぶりに参加してくれ、今後は毎月参加してくれるとのことで、男性メンバーが少ないので大変助かります。
景気が上向き傾向なのか、炊き出しが終わり片付けが始まった頃に、仕事を終えて来たというホームレスの人が何名かおりました。「もう終わりだよう!」と言うと、「少しでも皆と会いたいから」とこの炊き出しの場がホームレスの人達の交流の場になっていることも改めて実感出来ました。
皆様のご支援ご協力を心よりお待ちしております。
今回は久しぶりの穏やかな天気となりましたので、少し距離を伸ばして河川敷のゴミ拾いを致しました。
靴下はめったに提供出来ないので、整理券の番号が少しでも若いものが引けるよう皆祈っておりました。
15箱にもなる大量の物品の壮観な眺めが、ホームレスの人達の強力なバックアップを醸し出しています。
大量の防寒着を前にして、ホームレスの人達の品定めも真剣そのもので、その熱気で寒さも忘れます。
束の間ののどかな天候の中、皆しばしの安堵を感じながら、愛情のこもったカレーに舌鼓をうっています。