被災地の皆さんの表情 vol.05 2011年06月
一緒に作業をする現地の皆さんの表情はとても活き活きとされていました。私たちも初めての作業でとても新鮮で楽しいものがありました。
しかし、毎日となるととても根気の要る作業で、これで生活を立て、そして家族を養っていかれているのだなと思うと、今回の震災で受けた衝撃がいかばかりであるか、察するに余りあるものがありました。
メンバーが肩を揉んで差し上げる場面もあったのですが、やはり体の芯に疲労が溜まっている様子が伺えました。これまで3ヶ月の間いろいろな想いを抱えてこられたのだと思います。
帰り際の抱擁は、いつも何とも言えない感情が湧き上がってきます。それはお互いの間隔が一つになるような、辛さも喜びも混在するような、そんな感覚になります。
逆境の中にあり、一歩一歩歩みを進める皆さんの姿、表情に強く、強く励まされました。
ホタテの貝殻通し作業の合間の休み時間の光景。現状の色々な苦労を語られていました。
肩もみをすると体の声が聞こえてくるようでした。少しでも体の疲れが取れ明日への活力が湧いてきますように。
子どもたちの元気な姿が私たちに大きな力を与えてくれます。
黙々と瓦礫撤去作業を進める自衛隊の方々には本当に頭が下がる思いです。1日も早い復興に向け、共に、ただ只管に前を向いて進んで行きたいものです。
船倉庫を管理している方。清掃終了後の「やる気がでてきた!」と言われていました。
船倉庫を管理している方。清掃終了後の「やる気がでてきた!」と言われていました。
作業終了後のひと時。皆さんの色々な話を聞きながら、様々な想いを共有したい。
初日作業終了後に現地の皆さんと撮った1枚。皆さんと共に浜の復興を「夢」に描き、これからも応援を続けて参ります。