京都 鴨川陶化橋下 慈善活動

お盆が来ても故郷に帰ることのないホームレスの人達のために京都の福祉関係のホールにて今年で7回目となる夏祭りを開催しました。新人6名を含む83名のホームレスの人達を「お帰りなさい」と拍手や鳴り物で迎え入れました。
「国民年金を貰えるようになりました」と言って、それからは炊き出しに来るのを遠慮していた女性が一年ぶりに顔を見せてくれました。就職が決まって、しばらく炊き出しに来なかった男性達もやって来ました。

まず、「冷やしうどん」の配食から始めました。毎年これを楽しみにしてくるホームレスの人達も多く、早速お代わりの列が出来ました。食事の後はグループ対抗の「じゃんけんゲーム」に移りました。グループ紹介では皆が「ハーイ」と言って手を挙げ、一体感が感じられました。各グループの代表には前に出て来て貰って、皆が見守る中でじゃんけんをしました。負けると、グループ分けを手伝ったメンバーに「ごめんな」と言う人もいて、なかなかいい雰囲気でした。

「故郷の物産展」では、全国の皆様から送られた、各地のお菓子や名産品を一人二点ずつ選んでいきました。その目は駄菓子屋さんで好きなお菓子を選んでいた子供の頃に戻っているようでした。

遊びのコーナーでは、今回初めて「パターゴルフ」を取り入れましたが、皆真剣な表情でゲームに集中していました。「輪投げ」や「ダーツ」も、手伝っているホームレスの人やメンバーが拍手をしたり、「ああ、残念」と声をかけたりして、皆が一緒になって楽しんでいました。けん玉や、めんこをしていた男性たちは、「昔こんなんやったなー」と子供の頃を懐かしんでいました。輪投げはブルーシートに缶ジュースを並べただけ、ダーツは壁に的を取り付けただけの簡単なものですが、無心に楽しんでいる様子に夏祭りをやってよかったと感じました。

「盆踊り」では、「一緒に踊ろう」と声をかける皆がと嬉しそうに腰を上げました。

去年空き缶を売って浴衣を買った男性や盆踊りが好きと言う女性は本当に楽しそうに踊っていました。脚の悪い男性は、自分は踊らないけれど楽しげにじっと見入っていました。「もっと踊りたかった」と言う声も複数聞かれました。

映画も皆で視聴しました。「ボックス!」と言う青春スポーツ映画でしたが、ところどころ笑い声も起こって皆楽しんでいました。

映画の後は物品配布で自然解散になる為、今回は炊き出しのお礼の手紙と共に詩句を送ってくれた元ホームレスの人の詩を披露しました。「声」という題名の夏祭りにピッタリな詩を読み上げましたが、皆静かに聞いていて、最後は自然に拍手が起こりました。1人の若い男性が、こみあげてくるものがあったのか、立ち上がってそっと出ていきました。

物品配布では、貴社から沢山頂きました美味しそうなパンを三個ずつ袋に入れて渡しました。この日の嬉しいおみやげにさせて頂きました。本当に有難うございました。

物品配布が終わると、「有難うございました」とお礼を言って帰る人達が沢山いました。久しぶりの顔も何名かあって同窓会のような感じもあり、和やかでしっとりした今年の夏祭りでした。 沢山のホームレスの人達には、たとえひとときでも日頃の辛さを忘れ、子供の頃に帰って一日楽しんで貰うことが出来ました。

毎年、この『夏祭り』を迎える度、私達皆に心の故郷が必要だと実感します。そしてそれはきっと皆の心の中にあるものなのでしょう。

辛い日々を送る人々ひとりひとりが、一度は心荒んでも、一度は絶望に陥っても、それでもその心の中に変わらざる故郷がある事を思いだして欲しいと願います。 全国の皆様の、本当に暖かな御気持ちに心より感謝申し上げます。




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