川崎市多摩川河川敷 慈善活動

当初は曇天模様で、途中から雨が降り出す悪条件での炊き出しとなりましたが、新人5名を含む116名の参加があり、ハヤシライス、おにぎり、バナナ、スイカ、トマト、キュウリ、アイスコーヒー、麦茶、衣類、日用品等を手渡しました。
温かいハヤシライスを食べる頃になって、急に、本降りの雨が降って来ましたので、物品を配布しているテントを空け、その中でホームレスの人達に、少し窮屈ではありますが、食事をしてもらいました。

今月はテントを2張り追加で購入してありましたので、全員の雨宿りには無理でしたが、年老いたホームレスの人達にはよかったのではと思います。それでも雨の中、お代わりをする人達の列が沢山出来、ホームレスの人達の逞しさと日々の厳しさを実感致しました。

今月、川崎市の24年1月現在のホームレスの実態調査が公表されましたが、これに依りますと、ホームレス数は543名とされ、5年前と比べると305名、36ポイントの減少とされております。一方、本会炊き出し参加者は昨年一年間で2406名、5年前は2,032名でしたが、逆に374名も増加しております。

確かに河川敷や公園でのテント生活のホームレスは減っておりますが、現実的には、毎回の炊き出しに、初めて訪れる新規のホームレスの人々は一向に減る気配がありません。本会では炊き出しの機会以外にも、様々な場所を巡って食料を支援配布致しておりますが、生活困窮者の実態は非常に厳しいものがあります。

生活保護費の急激な増大が社会問題になっておりますが、路上生活者に生活保護を取得させ様々な制約を設けて、そのお金を奪い取ろうとするような貧困ビジネスも、世の中には巣食っています。
日本全体に、貧困層が増え続けているという現状から、未来を見据えて、早く何等かの手だてを社会的な機構として講じる必要があります。

今回の炊き出しには、製造業のリストラで職を失い、自立センターでお世話になっていた39歳の男性Nさんが、幸い、八月より大手飲食チェーン店での夜間アルバイトが決まった事を報告に来てくれました。

親身になって聞き取りをするメンバーの前に、毎月、色々な人達が話をしに参ります。炊き出しの場が精神的な癒しにもなっている様子です。「病院に入院するから」と具合が悪いのに何人ものホームレスの人達がわざわざ伝えに来てくれたりも致します。

これらも皆、全国から応援して下さる皆様のお気持ちが、彼らに伝わっているからだと、私達も心より感謝申し上げています。




川崎市多摩川河川敷 慈善活動
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