川崎市多摩川河川敷 慈善活動

久しぶりの快晴の中、初参加11名を含む126名のホームレスの人達が集まり、カレーライス、福神漬け、おにぎり、甘夏、プラム、バナナ、アイスコーヒー、麦茶、ビタミンC、衣類、日用品等を手渡しました。

穏やかな雰囲気の中で活動出来た一日となりました。配食の終わり頃に、初参加で男性4人組のホームレスの人達が、知り合いから当会の炊き出しの評判を聞いて来たと参加しました。場所をはっきり確認していなかったそうで、河川敷を歩き回り、やっとのことでこの場所を見つけられたと到着した時には本当に嬉しそうでした。

この日も、ホームレスの人達それぞれから各人の様々な報告がありました。 先月入院すると伝えにきた男性は、検査の結果異常なしということで、入院しなかったと報告に来ましたが、それでもあまり体調がよくないようなので無理をしないように伝えました。

今回初参加の若い男性は精神疾患で10年以上仕事に就けておらず、100件以上断り続けられ、ようやく仕事を得て、一生懸命やりたいと楽しみにしている様子でした。回りの人間関係に守られながら生活出来ている様子で、社会で独りで生きて行く事が厳しい状況である彼に、家も家族もあった事には、少しほっと致しました。

活動前の会場周辺の河川敷清掃では、川岸に流れ着く様々なゴミを含め、毎回20袋前後のゴミ袋が一杯になり、とても個人では掃除仕切れる量ではないのですが、非常に熱心に一生懸命掃除をする人達もおり、彼らにとっても、この活動は張り合いとなっている部分もあるようです。

炊き出しに参加する人達の奉仕によって、地域が美しく保たれる事は社会に益する事でもありますので、今後とも継続して参りたいと存じます。

毎月、新規に参加する人達は後を絶たず、社会情勢の厳しさを物語っていますが、以前よりも若年層のホームレスも増えつつあるようです。新しい人ほど、居場所も食事も確保できずに困っている現状があります。そのような中、夜な夜な寝場所を求めて駅周辺に集まって来る人達に、企業のご協力を得て食べ物を配っておりますが、泥に汚れた裸足で抜け殻のようになって寝転がる人々、中には夫婦で身を寄せ合うようにしている人達もいて、大変胸が痛みます。

手渡したパンを、涙を零しながら礼を言ってすぐに食べ始める人達もいて、毎回本当にたまらない気持ちになります。

皆様のご協力を頂いて、炊出しの度に、沢山の食料や衣類を手にして、ほっと安堵の表情を浮かべるホームレスの人達の顔を見る度、私達もほっと致します。 皆様の本当に暖かいお気持ちに心より感謝申し上げます。




川崎市多摩川河川敷 慈善活動
川崎市多摩川河川敷 慈善活動
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