天気予報では丁度炊き出しの時間帯に強風・雷雨との予報が出された中での炊き出しとなりました。

早朝、まだ雨は降りだしていませんでしたが、どんよりとした空模様の中、車内は皆様からいただいた善意の提供品で寸分の隙間もなく、バックミラーも全く見えずドアもやっと閉められるくらい一杯の車で、目的地に向かいました。

メニューはハヤシライス、福神漬け、バナナ、コーヒー、お茶、提供いただいた沢庵漬け、柿、みかん、焼き菓子です。

このような天候にも関わらず、初参加23名を含む、125名ものホームレスが集まり彼らが置かれている厳しい状況を今更ながら、再認識させられました。

炊事用のテントは強風でも飛ばされないように、敷地に建てられている左右2メートルほどある鉄製の告知板にしっかりくくりつけ、コンロの風上にはベニヤを張り、火が消えないようにし無事調理をすることが出来ました。

物品配布場所も、いつ雨が降っても対処できるよう、駐車場に、我々とホームレスとが一致協力して、角材とビニールシートで簡易テントを作製しました。

活動が始まる11時頃からポツポツ雨が降り出し、配食の為整列している頃、ついに強風と共に大雨が降りだしました。風が強い為に傘をさすことも出来ず、用意した雨合羽やいただいたタオルを配布しました。希望者全員には行き渡りませんでしたが、苦情をいうホームレスはおらず、逆に、あまりの豪雨で思わずホームレスと顔を見合わせて笑ってしまいました。

食事を持ち帰り出来るようにするとアナンスしましたが、希望者はほんの数名で、ほとんどのホームレスは豪雨の中、いつもと変わらずおいしそうに食事をしていました。

食事が終わって、物品を配給するころには雨も小ぶりになり、皆様や企業から提供された沢山の毛布、冬物衣類、マフラー等のほとんどはホームレスに渡すことが出来ました。

今回は、近くにお住まいの住民の方からも冬物の衣類を提供していただけました。